How Google Works読んだ
久しぶりに本読んだ。
- 作者: エリック・シュミット,ジョナサン・ローゼンバーグ,アラン・イーグル,ラリー・ペイジ
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2014/10/17
- メディア: Kindle版
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評判のほどはまぁ良い方で、googleという会社の中身が垣間見える。
よくある昔からの国内企業とは多分相反するところも多いのではないかというのもあり、単純に読んでて面白さがある。また、スマートクリエイティブという単語がよく使われ、人間的にはもちろんワーカーとしても優れている(結果を出すことができる)人間の事を指してるような感じだった。
本書内には非常に多くのことが語られていて、全編通して所謂管理職や社員を超える何がしかの肩書を持つような人に読んで認識していて欲しい内容と感じた。以下は特に記憶に残った部分を経験を踏まえて解釈。
採用
会社、組織、チーム何れの概念も、要は人の集まりであるので、共に働く人間の人となりはすごく重要。これを一緒に働くわけでもない人事だのなんだのに一任してしまうというよくある光景は、実は結構渋いと思った。
書中で言うところのスマートクリエイティブたるキーマンへの十分な報酬が出せてない企業も大半だろうなと思う。現実、彼(彼女)一人のアイディアと実現能力で大きなインパクトを作り得るにも関わらず、会社の給与水準だの何だので結局十分なリターンが得られていない残念な状況な人も多い印象。
会議
所謂ミーティング。これも結構癌と化しやすいと思っている。プロジェクトの方針(抽象的)やロードマップ(抽象的)を練りあげるのにさんざん行われているような気がする。が、それほんとに必要?みたいなのは多い。意思決定と責任持てるオーナーを明確に立てることは大事。特に、「会議をする」事自体が仕事になってる残念ピーポーが本当に多い。
おわり
概ね良書でした。なんだかんだで読んでてモチベーションあがる感じ。やけにメールの使い方をプッシュしてる謎の部分もあったけど、大筋組織のあり方とかの理想を示してると思う。特に自分みたいなプログラミングして生きてる人間には刺さる内容が多いきがした。